さもありなん

毎夜毎夜のアニメ鑑賞が生甲斐の管理人が作品への愛を気儘に書き綴るブログです。

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とある科学の超電磁砲S #17 『勉強会』 

 

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勉強会という名目での鍋パーティに向け準備する佐天さん。彼女がベットにソファーを形成する様がツボに入ってしまってなんとも。その発想はなかったわ。

久々に見る仲良し4人組の姦しい様子や、婚后さん、まさかのアイテムの面子とのコミカルな一幕と。全編を通して絶対能力進化計画の一件を終えての“平穏”をアピールする内容になっていましたね。

根底に走っているのは美琴と黒子の距離の回復でしょう。しょうがないとは思いながらも、食事すら一緒に取る時間がもてなかったふたり。ごはんて、みんなで食べるとなんて美味しいんでしょう。そんな初春の言葉に思うところがあったみたいで。帰り道の「帰ろう」で、本当に一段落、元通りという感じでしょうか。この流れが印象的です。

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「あの子達の戦いは、これからも続くだろうね。今度は死ぬためではなく、生きるためのね」

なんて上手いこと言うんだ冥土帰しの先生は。

妹達のこれからは前途多難だろうけど。美琴や他の温かな人達と関わり合いながら苦難を乗り越えていく。そんな想像ができる良い幕引きだったかと。安易に“全部綺麗に解決”なんてのは寧ろ野暮だろうと、そんなことを思ってしまいます。
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とある科学の超電磁砲S #16 『姉妹』 

 

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ミサカ達は殺されるために造り出されました。

ただそれのみが存在意義であり、生み出された理由でした。

『妹達』という存在を中心に据えて物語が展開してきたこのエピソードですが。クローン技術の応用における問題点とうものを上手くジュブナイルに落とし込んでいるんですよね。中でも「特定の目的達成のために特定の表現形質を持つ人を作り出すことは、生まれてくる人を手段、道具と見なすことにつながる※1」という倫理面の問題が核になっていると思います。

実験の中で殺されるための人形として生み出され、刷り込みという形ではあるけどその生き方を受け入れている妹達。しかし、ふたりはそれを良しとしなかった。美琴は自分の妹として、上条さんは自分が知り合った世界にひとりだけの存在として、ミサカ妹に“人間らしい”生き方をしてほしいと願い、彼女達の運命を変える奇跡を起こします。どんな理由で生まれたにせよ、人として生まれたからには、今自分たちが生を謳歌しているこの世界に立つべきだと彼女達をすくい上げる。そんなどこか青臭くもしっかり希望が感じられる物語としても見ることができるかなと。上条さんのようにミサカ妹をひとりの人間として皆が見てくれたら・・・もしリアルな出来事だったら、なかなか難しいだろうけど。美琴の友人達や禁書に登場する主要キャラの多くは、程度はあれど、彼女達を受け入れてくれるのではないでしょうか。この世界のクローン『妹達』の未来は決して暗いものではないでしょうね。

※1・・・文部科学省HPより引用

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とある科学の超電磁砲S #15 『最弱(かみじょうとうま)』 

 

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作り物の体に、借り物の心。機材と薬品があればボタンひとつで自動生産できる、単価にして18万円の実験動物。一方通行や研究者にとって、そしてミサカ妹自身にとっても、妹達とは“ただの人形”でしかないのだろう。しかし上条当麻は、今を精一杯生きている世界にひとりだけの存在としてミサカ妹を守ろうとしている。あくどい計画を阻止するこの戦いは、計画に加担している人々の歪んだ固定観念に立ち向かう戦いでもあるのだ。振り返ると、これは美琴と布束砥信が工作を仕掛けていた時からずっと続いている、このエピソードのテーマとも言える要素なんですよね。圧倒的な物理攻撃にボロボロになりながら拳ひとつで挑む様がその要素のメタファーのようにも感じられ、なんとも燃える戦闘シーンでした。

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風を一点に凝縮して高電離気体(プラズマ)を生み出す。この場面の風の表現やら背景やらが凄く壮大で、劇場版アニメさながらの迫力でした。何ひとつ失う事なくみんなで笑って帰る。そんな“アイツ”の夢を守るため、ここでやっと姉妹が手を取り合い、互いを庇い合うところはカタルシスを感じますね。BGMも素敵で、感動的なシーンでした。

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とある科学の超電磁砲S #14 『約束』 

 

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御坂美琴は、“主人公”であり“ヒーロー”である。学園都市で発生した問題や悪事を、彼女が解決に導く。それは『とある科学の超電磁砲』という作品における不文律だったはずなのだけれど。このエピソードではそれが見事に崩れ去る。これまでの事件以上に己が責任を感じ、作中でも屈指の戦闘能力を発揮する美琴でも、まるで手に負えない。普通なら途中で逆転の機会を得ての猛反撃となるのでしょうが、そうはいかず。話が進むにつれてどんどん絶望の淵に追い詰められて、最終的には自分の命を犠牲にする手段を選択することに。そんな状況下で道を切り開くのが、とあるシリーズ本編の“主人公”であり“ヒーロー”の上条当麻なのだ。

心身共に満身創痍の美琴に上条さんが手を差し伸べる。この熱い展開でもって、長い長い闇の出口がチラつき始めます。“格上のヒーローによる救済”によって、美琴というヒーローのこれでもかという絶望と、これまでヒーローだった彼女が見せるヒロイン性という2つの稀に見る要素が楽しめる。これがこのエピソードの醍醐味のひとつなんじゃないかと思います。

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橋上での美琴と上条さんの問答は、1クールに及ぶ下積みによってその重みを増します。美琴の孤独な戦いをこれまでずっと見てきたからこそ、彼女の苦渋の決断も、上条さんに対する感情の爆発も説得力を感じるし、響く。そして物語への参入の仕方や立ち回り、アクション等何から何まで完全にヒーローな我らが上条さんの介入が、もう痺れる。最終決戦前の最高の前座にして、欠陥電気編を別の視点で長きに渡り描いてきたことのメリットが如実に表れている場面ではないでしょうか。あとはクライマックスへ一直線ですね。

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